長板中形(ながいたちゅうがた)
長板本染中形の略称。江戸時代から始まり、明治時代に大変流行した江戸浴衣の主流です。
浴衣の模様染の技法で、地色を藍にして模様を白く染め抜いたものと、 白地に藍で模様を現したものとがあります。藍の一色染が特色です。
明治の末期に、手軽で能率のよい折付け中形(注染中形)が出現して、急速に普及したため、 新しい中形と本来の伝統ある中形を区別するために、長板本染中形と呼ぶようになりました。
長板とは、樅(もみ)材でつくられた、長さ約6メートル36センチ、幅43センチの捺染板のことで、 この板び両面に中形1反分の木綿生地を張り伸ばして、防染の型付けを行うためにこの名があります。
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